【超便利】パスポート居所申請で地元に帰る必要なし!申請方法や書類準備をガイド
住民票のある場所から遠く離れたところに一時的に住んでいる場合、パスポートを更新するとなると色々大変ですよね。
住民票のある都道府県で申請と決まっているし…。
今回筆者はそんな状況だったのですが極度の面倒くさがりなので笑、なんとかならないか調べたところ何とかなると判明したのでシェアします◎
今回は基本的にパスポートの新規発行ではなく更新の場合の手順ですが、多少の書類の違いだけで新規発行や記載事項変更のみの場合も使える制度なので利用してみてください。
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パスポートの居所申請とは
パスポートの申請場所には決まりがあります。
通常:住民票のある都道府県以外では申請不可
居所申請:今住んでいる都道府県で申請OK
上記の通り通常は住民票のある地域でパスポート申請してねと決められているのですが、一時的に遠い場所に住んでいるとかなり煩わしいルールですよね。
しかし居所申請という制度を使えば今住んでいる地域のパスポートセンターで申請OKになるのです。
例えば住民票は京都にあるけど今は一時的に東京に住んでいて申請も東京でしたい、という時は居所申請すれば解決。めちゃくちゃ便利ですよね!
必要な書類
通常申請の必要書類に以下をプラスして提出します。
(新規発行か更新かなど状況により必要書類が微妙に違うので自分にあてはまるもの)
・居所申請申出書(パスポートセンターにあり。
あらかじめ書いて行きたいなら webからダウンロード):1通
・住民票の写し(申請日の6ヶ月以内発行のもの、マイナンバー記載なし):1通
・居所証明書=居所の賃貸借契約書又は居所宛の郵便物(例:発行から3ヶ月以内の公共料金請求書など)
居所申請申出書はパスポートセンターでももらえる、公共料金請求書は自宅にある、つまり通常必要な書類にプラスして住民票の写しさえ用意できればパスポートの居所申請をできてしまいます。
簡単!
海外からの一時帰国者や学生さんは微妙に必要書類が違うので注意です。また変更の可能性もあるので念のため自分が提出する地域の公式サイトで確認してみてください◎
筆者は東京で居所申請してきました。
東京都生活文化局 居所での申請
住民票必要だからどうせそれ取りに遠くまで行く必要あるんじゃないの…?という心配がありますが大丈夫。それもよい方法があるのです◎
広域交付住民票とは
住民票がある住所地以外の市区町村で発行してもらえる住民票の写しのことです。つまり、全国どこでも住民票が取れるということ!便利な世の中!
ちなみに普通の住民票と違って本籍の記載がありませんが問題ありません。(筆者は広域住民票を取る時に窓口で確認されて一瞬考えましたが堂々と本籍記載なしで大丈夫です)
※ただしパスポートセンターで本籍地の記入が必要な書類があるので必ず本籍地の具体的な住所を控えておきましょう。
・申請は本人か同一世帯の人のみ(代理人不可)
・身分証が必要(運転免許証やパスポートなど、国や地方公共団体発行の顔写真付き身分証明書のみ可)
・発行手数料:交付を受ける市区町村による(だいたい数百円程度)
詳しくは申請しに行く区役所や市役所の公式サイトで確認してみてください◎
広域交付住民票以外の便利な方法
マイナンバーカードがある人はわざわざ広域住民票取りに行かなくてもコンビニでできますね。
パスポート申請で提出する住民票は基本的にマイナンバー記載なしを指定されているようなので、コンビニで取る時は間違えて記載ありにしないように注意です。
コンビニで住民票を取る場合の操作は下記がわかりやすかったです。
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パスポートセンターに書類を提出
必要書類を準備できたら住んでいる都道府県のパスポートセンターに提出です。
パスポートセンターの場所と受付時間
申請予定の都道府県のパスポートセンターで検索してみてください。だいたい大きな駅近くで平日朝09:00前後〜夕方頃までの営業時間が多いです。
私は10月の平日お昼過ぎに有楽町(東京都)のパスポートセンターに行きましたがトータル30分以上は待ったので、パッと終わらせたい人はもっと早い時間に行った方がよさそうです。
例えば有楽町で申請して新宿で受け取るといったことはできないので、受取まで含めてどのパスポートセンターが最適かよく考えてから申請しましょう。
パスポート申請の流れ
・パスポートセンターに到着、受付の方に”居所申請で更新(または新規発行など)をしに来ました”と伝える
・書き込む必要のある書類(発給申請書や居所申請など)と書き方見本をもらえるので指定された部分を埋める
・書き方見本を返却したら受付窓口に並び書類提出、整理番号をもらう
・自分の整理番号が呼ばれたら確認窓口へ。パスポート引換書をもらって終了
※支払いはパスポート受取時。
上記の流れです。
書類さえきちんと用意されていれば問題なく終わると思います。
余裕をもって書類準備とチェックをしておきましょう。
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パスポートを受け取る
受領までの日数
居所申請の場合も通常と変わらず、申請日を1日目と数えて6日目以降に受け取れます。
ただし土日祝や年末年始はカウントに入れません。以下はカレンダーになっていてわかりやすいです◎
パスポートセンターでの受領受付時間は申請時とだいたい同じですが念のため確認して行きましょう。
パスポート受取りの流れ
・あらかじめ申請時にもらった引換書に署名しておく
・パスポート引換書に記載されている納付金額分の収入印紙を用意
(東京は受領窓口のすぐ手前に手数料取り扱い窓口があります。現金払いのみ、カード不可)
・受取窓口に並びパスポート引換書と収入印紙を渡す
・軽い本人確認とパスポートに間違いがないかチェック、受け取ったら終了(赤ちゃんでも必ず本人が窓口にいないとパスポートはもらえません)
私は朝一番乗りで到着し現金払いする気まんまんで並んでいたのですが、たまたま後ろの人に話しかけられて収入印紙の存在を知りました笑
窓口に並ぶ前にまず収入印紙、あとは受け取るだけなので早い時間に来れば一瞬で終わります◎
私は日曜日の受付開始15分前に行き収入印紙事件で並び直しましたが、受付開始後3分ほどで終わりました。時間が遅いと長蛇の列になりがちのようなので注意です。
ちなみに居所申請だからといって別途追加で手数料を取られたりはしません。
まとめ
・住民票の地域とは別の一時的に住んでいる都道府県でパスポート申請ができる(=居所申請)
・しかも通常の申請に住民票と公共料金請求書の2点を追加するだけ、発行の追加料金もなし!
・住民票も居住地域の役場で入手できる(=広域交付住民票)
・パスポートの申請と受取は同じ場所でしかできない
・居所申請でも申請日から起算して6日目以降に受取可(土日祝や年末年始はカウント外)
・受取の際は決められた金額を手数料取扱窓口で現金払いし、収入印紙に替えてから窓口に並ぶ
実際にパスポートの居所申請をしてみましたが、時間とお金の節約になる最高の制度でした◎
この記事が住民票の場所が遠いけどパスポートどうしようという人の助けになると嬉しいです。
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